こんにちは、波乗りトレーニーのKaitoです。
今回は、ゼロから独学でSUPを始めた僕が SUP初心者におすすめの練習場所の選び方 を共有したいと思います。
SUPの練習場所が分からない人
- どこで練習すればいいかわからない
- 海って危なくない?川や湖でもできる?
- 初心者でも安心できる場所ってある?
こういった疑問にお答えします。
ぜひ、参考になれば嬉しいです。
SUPの練習場所選びが大事な理由
SUPを始めようと思ったとき、大切なのは「場所や環境の選び方」だと感じています。
上達のスピードを上げるためには、
- 安全性
- 楽しさ
この2つが欠かせません。
実際、サーフィンもSUPもそうですが、僕のレッスンでは、どんなに生徒が「やりたい」と言っても、海のコンディションが危険だと判断したら入水しません。
たとえ入ったとしても、「楽しむ」ことができないからです。
コンディションが危険なのに入水すると、
- もうやりたくない
- 怖いから自分には無理
と、挫折の原因になっちゃうんですよね。
”場所や環境が悪かっただけ”なのに…
だからこそ、SUPを最大限に楽しむために、初心者は自分を過信せず、練習場所と環境をしっかり選ぶことが大切です。
練習場所を選ぶときの基本条件
SUP初心者が練習場所を選ぶときは、以下の条件を意識するのがおすすめです。
- 風が弱い
- 波が穏やか
- 水深・地形が分かりやすい
- 人が多すぎない
僕の経験上、特に「風」を軽視している初心者が多い印象があります。
風があるだけで、
- 沖に流される
- 海面が荒れて溺れる
といったリスクが生まれます。
実際、僕のレッスンでも、オフショア(沖に向かって吹く風)の日には、立っているだけで気づいたらはるか沖まで流されてしまうこともあります。
だからこそ、上記の条件をしっかり押さえ、わからなければプロと一緒に入ることをおすすめします。
初心者におすすめの場所タイプ
ここからは、初心者におすすめの練習場所をタイプ別に紹介します。
湖:波がなくフラットで初心者に最適
SUPを始めるうえで湖は、初心者にとって理想的な練習場所です。
波がないため、リラックスして広々と練習できます。
僕もレースやキャンプで湖に行くことがありますが、穏やかで気持ちいい。
ただし、湖でも風の影響は受けるので、天候のチェックは必須です。
川:流れが穏やかな場所なら◎
川も波がないため、SUPには向いていますし、「リバーSUP」という競技もあるほど。
ただし、流れが穏やかな場所という条件は絶対に外せません。
自然の力には逆らえないので、油断すると一瞬で流されてしまいます。
僕も川で漕ぎの練習をしていたことがありますが、激流だとどんなに漕いでも前に進まないどころか、後ろに戻ってしまうほど。
海:入り江や湾内など、波が立ちにくい場所
海で練習する場合は、初めからサーフポイントに行くのではなく、入り江や湾内といった波が立ちにくい場所がおすすめ。
SUPサーフィンを目指す場合でも、まずは「しっかり立てるようになる」ことが最優先です。
また、波のあるポイントではサーファーも多く、初心者が練習するにはかなりハードルが高いです。
まずは静かな場所で基礎を身につけるのが基本ですね。
練習前にチェックしておきたいポイント
SUPを練習する前に必ずチェックすべきポイントはこちら。
- 風・潮・天気の確認
- 近くに人がいるか(1人での練習は避ける)
SUPは自然が相手。これを甘く見ると本当に危険です。
- 風は強くないか?
- 波が高すぎないか?
- 天気は良好か?
この確認をせずに初心者が海に入るのは、極端に言えば“自殺行為”といっても過言ではありません。
また、人が少なすぎるのも危険です。
理想的なのは、
- SUPをやっている人が周囲にいる
- 陸にも見える範囲に人がいる
という状況。
これを事前に確認しておくことで、トラブルのリスクを大きく減らせます。
まとめ:SUPの楽しさは場所選びから
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、 SUP初心者におすすめの練習場所の選び方 をご紹介しました。
練習場所の選び方次第で、SUPの楽しさは本当に大きく変わります。
「安全」と「環境」、この2つが初心者が楽しむためのカギです。
僕自身も初めは、
- 完全にフラットな海
- 大きな公園の湖
といった場所で、ひたすら漕ぐ練習をしていました。
この積み重ねがあるからこそ、今では海でもSUPを安全に楽しめています。
相手は自然。自分を過信してはいけません。
最初は“上手くなる”より“楽しむ”ことを優先できる場所・環境で取り組むことが大切です。
ぜひ、参考にしてみてください。

