こんにちは、波乗りトレーニーのKaitoです。
前回はSUPサーフィンのパワーゾーンについて解説しましたが、波のパワーゾーンをキープして走り続けるためには、ボードのコントロールが必要不可欠ですよね。
「もっとスムーズにターンしたい」
「板が重たく感じて動かない」
そんな悩みを持っている方は、もしかすると「フィン」を変えるだけで劇的に変わるかもしれません。
今回は、僕の経験を元に、SUPサーフィンのフィンの選び方について深掘りしていきます。
実は、ボードを買い替えるよりも、フィンを変える方がコストも安く、乗り味を大きく変えられる一番の近道なんです。
なぜSUPサーフィンで「フィン」が重要なのか?
皆さんは、今自分のボードに付いているフィンの「名前」や「特性」を知っていますか?
もし「買った時に付いていたものをそのまま使っている」という場合は、非常にもったいないかもしれません。
なぜなら、フィンとボードのマッチングは非常に重要だからです。
「今日のボード、なんか調子悪いな?」と思った時、実はボードそのものではなく、その日の波とフィンが合っていないことが多々あります。
僕自身、SUPサーフィンをしていて感じますが、SUPは一般的なサーフィンに比べて浮力があり、ボード自体も大きいです。
だからこそ、水中に刺さっている「フィン」の抵抗や揚力が、操作性にダイレクトに影響します。
自分に合ったフィンを見つけることは、SUPサーフィンの上達スピードを加速させるための重要な鍵なんです。
【FCS2】フィンの選び方|基本の4タイプ
世界で最もシェアされているフィンシステムの一つ、「FCS2」を例に、大きく4つのタイプに分けて選び方を解説します。
自分の目指すライディングスタイルに合わせて選んでみてください。(※すべてのフィンがこの4つをベースに作られています。)
1. リアクター(REACTOR):スピード&タイトターン
- フィンが立っていて(角度が垂直に近い)、センターフィンが小さめなのが特徴です。
- 反応が非常に速く、小回りが利きます。「SUPの板が大きくて動かしにくい」と感じている方や、日本のビーチブレイクのような素早い反応が求められる波に適しています。
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2. パフォーマー(PERFORMER):バランス
- 加速、ドライブ、ターンのバランスが取れた万能タイプです。
- どんな波にも対応できるので、最初に選ぶ一本として、あるいはコンディションを選ばず使いたい場合におすすめです。迷ったらパフォーマーと言われるほど信頼性が高いモデルです。
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3. アクセレーター(ACCELERATOR):スピード&コントロール
- パフォーマーに似ていますが、もう少しターンを伸ばしたい、スピードを落としたくないという時に活躍します。
- 波にパワーがある時や、フロー感(流れるような動き)を大切にしたいSUPサーファーに向いています。
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4. カーバー(CARVER):パワー&ドライブ
- フィンが後ろに寝ている(レイクしている)形状が特徴です。
- 大きな弧を描くターン(ドライブターン)が得意で、ボードをしっかり踏み込んで加速させたい場合に最適です。脚力がある方や、しっかりレールを使ったサーフィンを練習したい方におすすめです。
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素材と硬さの違いもチェック
形だけでなく、「素材」も乗り味に影響します。
- ネオグラス(Neo Glass): 少し柔らかめ。反発を利用してターンができるので、脚力に自信がない方や初心者の方でも扱いやすい素材です。デザイン性が高いのも魅力。
- PC(パフォーマンスコア)/ カーボン: 硬くて軽量。反応がクイックで、波のパワーをダイレクトに受け止めます。サイズのある波や、上級者のパワフルなターンに耐えられる仕様です。
SUPは自重とボードの重さがあるため、あまりに柔らかすぎるフィンだと頼りなく感じることもあります。
慣れてきたら少し硬めの素材にトライしてみるのも良いでしょう。
初心者におすすめの選び方と練習法
では、SUPサーフィン初心者はどう選べばいいのでしょうか?
「最初は動かしやすいリアクターのようなタイプ」が、ボードを動かす感覚を掴むのに適しているそうです。
一方で、あえて「カーバー」のようなドライブ性の高いフィンを使うのも一つの練習法です。
カーバーはしっかり体重を乗せないと曲がらないため、「正しい加重移動」や「レールの入れ方」を覚えるための矯正器具のような役割を果たしてくれます。
あのミック・ファニングも、ベースはカーバーを使用しているそうです。
まとめ:SUPサーフィンのフィンの選び方
今回はSUPサーフィンのフィンの選び方について解説しました。
- 動きを軽くしたいなら「リアクター」
- 大きなターンを練習したいなら「カーバー」
- オールラウンドに楽しむなら「パフォーマー」
まずは、今自分が使っているフィンがどのタイプなのかを確認してみてください。
そして、もし友人とフィンを交換できる環境があれば、違うタイプを試してみることを強くおすすめします。
「フィン一本でこんなに変わるの!?」という驚きが、あなたのSUPサーフィンライフをより楽しくしてくれるはずです。

